【SciSpaceの使い方】5つの目的別使いこなしガイド(図解付き)

SciSpaceは研究者に特化したAIプラットフォームです。
本記事では、SciSpaceを始めたばかりの方に向けて、その使い方を目的別に解説します。
以下の目次からお好きな場所に移動できます。

SciSpaceについての概要を知りたい方はまずは解説記事からどうぞ。
SciSpaceのおすすめ機能や無料版と有料版の違い、最安で有料版を利用する方法などについて詳細に書いてます。
SciSpaceはしっかり使うなら課金が必要なツールです。
有料プランが40%OFFになるクーポンなども解説記事にまとめてあります。
詳細は
公式サイト:SciSpace(https://typeset.io/)
SciSpaceで論文を読む方法
それでは早速SciSpaceの読解サポートの使い方について解説していきます、
論文をアップロード
まずは「Chat with PDF」のタブからPDFをアップロードします。

Copilotの言語と品質を設定
論文を読み進めるまえにCopilotの基本設定を行います。
言語:ドロップ選択で「ja(日本語)」
品質:有料版へ課金している場合は「High quality」

ピンポイントで欲しい情報があれば、右サイドの項目ボタンをクリック
論文をアップロードした後の画面には、よく検索される項目ボタンが置かれています。
この論文から得たい情報が決まっている場合は、ボタンをワンクリックするだけで情報が出力されます。
ここでは「Result」ボタンを押してみます。

Copilotが論文の「Result」を簡単に説明してくれます。

分かりにく箇所はドラッグ選択でCopilotが翻訳や解説
論文を読み進めていて不明な箇所があれば、ドラッグ選択→右クリック→「Explain text」で解説してくれます。

解説例はこんな感じ。

分かりにくい図や表もドラック選択でCopilotが解説
文章と同じで、分かりにくい図や表があれば、ドラック選択で解説してもらいましょう。

分からない用語などはCopilotにチャットで質問
不明な点があれば、右下の枠にチャットで質問できます。

ChatGPT等の生成AIとのやり取りと同様です。
どんな質問に対しても回答してくれます。
質問の例:
- 「この論文の新しい発見は?」
- 「○○ってなに?」
- 「他に参考文献は?」
重要な箇所はハイライトしておく
重要な箇所にはハイライトを付けておきましょう。ドラック選択→右クリック→「Highlight」で色を選択できます。

ハイライトをしておくと次に読み直す際に非常に便利です。

SciSpaceで論文を探す方法
次にSciSpaceで論文を探す方法について解説します。
「Literature Review」に検索したい内容を入力

例文のように、疑問形式で入力してください。
日本語で入力も可能です。
今回は以下のように検索してみましょう。
検索:「なぜ高齢のCovid患者は重篤な合併症を起こしやすいのか?」
検索結果の画面の概要
検索結果の画面は図のようです。
上部:引用付きサマリー
下部:各論文の情報と考察などのリスト

検索画面の言語を設定
デフォルトでは英語で出力されるようになっているので、まずは言語設定を行います。
サマリー右上にありますので、ドロップ選択で「ja(日本語)」

まずは検索に対するサマリーを確認
検索に対する回答をAIが自動で作成してくれるので、まずは概要を確認。

気になる引用文献があればクリックすることで移動できます。
個々の論文を確認
サマリーを確認した後は、検索結果でおすすめされた個々の論文を確認しましょう。
「各論文の基本情報」「考察」「結論」がリスト化されているので、論文を開かなくとも内容がわかります。

リストの項目は編集可能
リストの項目は編集可能です。
「実験手法」や「結果」など他にも確認したい項目があれば、右側で選択するとリストに含まれます。
必要なければ✕ボタンで除外できます。

論文への質問や検索結果へ要望があればCopilotへ指示
論文の内容についての質問や、検索結果に対してさらに要望があればCopilotへ入力しましょう。

SciSpaceで関連論文を比較する方法
ライブラリーへ移動
左サイドの「My library」へ移動します。

論文をアップロード
まず比較したい論文をアップロードします。
アップロード方法は、
・PDFファイルを選択
・Zoteroから選択
ライブラリーには、過去にアップロードした論文も整理されています

※トップページの「Extract data」からPDFをアップロードしても流れは同じです。
※その場合Zotero連携ができません。
フォルダを作成し、比較したい論文をまとめる
同列で比較したい論文をフォルダにまとめていきます。
例えば「考察に引用する論文」「動物実験を行っている論文」など使い勝手の良いようにご自分で作成してください。
今回は「Method比較用」のフォルダを作っています。
手順
①:移動する論文をチェック
②:「Move」ボタン
③:移動先を選択

フォルダを選択
検索窓の右手にあるボタンからフォルダを選択しましょう

フォルダ内の論文がリスト化される
そうすると以下のようにフォルダごとにリスト化されます。
リスト項目は編集可能ですので、自由に編集してください。

ダウンロードも可
これらのリストは右上のボタンからダウンロードできます。
SciSpaceでプレゼンを自動生成する
「Citation Booster」へ移動
左サイドバーから「Citation Booster」移動します

論文をアップロード
論文をアップロードします

自動生成された動画とスライドを確認
アップロードが完了すると論文のページへ移動します。
「Research Assets」の欄に自動で生成された動画とスライドが置かれています。

必要に応じて動画やスライドを編集
【動画の場合】
- ナレーションの文言:自動生成された文言を必要に応じて編集可能です。
- ナレーションの声:「自分の声」「男性」「女性」から選択することができます。「男性」か「女性」であれば自動で音声が出力されます。
編集が完了したら右下の完了ボタンへ

【スライドの場合】
動画と同じく必要に応じて内容を編集できます。

コンテンツをダウンロードするためには研究者アカウントを紐づけ
これらの動画やスライドをダウンロードするためには、研究者アカウントを紐づる必要があります。
画面に沿って「自身の名前を検索」→「メールアドレス登録」まで行ってください。

SciSpaceのパラフレーザーを使う
トップページのスタートタブ右端もしくは左サイドバーから「Paraphraser」へ移動する

まず自作の文章を入力してください。

次にその文章をどのように言い直してもらいたいか設定します。
- 文章のモード
- アカデミック
- 流ちょうに
- フォーマルになど
- 文章長さ
- 変化の程度(元の文章をどのくらい変えてしまうか)


まとめ
今回はSciSpaceの使い方に絞ってまとめました。
SciSpaceについてもっと知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
SciSpaceの活用術を含め、最安で有料版へアップグレードする方法などもお伝えしています。
詳細は
公式サイト:SciSpace(https://typeset.io/)
研究AIツール利用ガイド
最後に…

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