【最新研究AI】SciSpaceとは?機能5選と料金プランを詳しく解説
この記事では私たち研究者に特化したオールインワンAIツール「SciSpace」をご紹介します。

「欲しい論文、ぜんぜん見つからない…」
「論文を読むのに時間がかかる」
「ChatGPT、DeepL、Consensus…いろんなツールを行き来して効率が悪い!」
これらの悩みはSciSpaceで解決できます。
【SciSpaceを使うメリット】
- 最適な論文が最速で見つかる
- 論文を読むスピードが2倍になる
- SciSpaceにツールを一本化し作業フローを改善
2025年2月、「Deep Review」という論文検索機能が追加され、SciSpaceはますます進化しています。
この記事ではSciSpaceのメリットについて詳しくまとめていきます。
公式サイト:SciSpace(https://typeset.io/)
SciSpaceのまとめ
SciSpaceはこんなツール!
- 論文検索~読解~執筆、引用生成など1つのプラットフォーム上ですべて完結
- 精度の高い論文検索
- 論文読解サポートで不明点や図表などの解説
- ライブラリー上での関連論文の比較
- 無料だと全てのアウトプットでAIの品質が不十分
- Premiumプラン:月額7.2ドル
- Advancedプラン:月額42ドル
(いずれも当サイト記載の40%OFFクーポンを利用した場合)
SciSpaceの機能5選

早速、SciSpaceの機能5選を紹介していきます
おすすめ機能順です!
【SciSpaceの機能のまとめ】
SciSpaceのおすすめ機能(1):論文検索サポート(Deep Review)

2025年2月、SciSpaceに最新の論文検索機能「Deep Review」が追加されました!
論文検索にSciSpaceを使うメリットとは?
まとめると以下の3点です。
- Questionの最適化によって、本当に必要な論文だけをアウトプット
- Questionに対して完成度の高い引用付きサマリー
- 各論文の考察と結果が一目でわかる
論文探しって沼にはまりがちですよね。
「必死にスクロールしてるのに良い論文が見つからない」
「だんだん何を探してたのか分からなくなってきた…」

つ、疲れる….
SciSpaceのDeep Reviewでは最適な論文を最速で見つけることが可能です。

早速、SciSpaceのトップページから検索したいクエスチョンを打ち込みます。
(例)「未就学児の大量のメディア消費が発達に与える影響は?」
検索サポート1:チャットにてQuestionの精度を向上
その後チャットによって検索意図をより明確にしていきます。

検索サポート2:AIが自動で関連キーワードを抽出し、検索の幅を広げる
検索意図を明確にしたあとは、AIが関連キーワードを自動で抽出。
それぞれのキーワードで、複数回検索を行うことで、検索結果がより良いものになります。

検索サポート3:Questionに対して引用付きサマリー
検索を実行すると、引用つきのサマリーが提示されます。
Deep Reviewを用いたときのサマリーは非常に精度が高い
- 網羅性が非常に高い
- 引用論文の精度が高い
- イントロダクションから結論まで含む完成度の高いサマリー
- 日本語能力が高い
実際のサマリー



そのまま引用元の文献へ移動もできます。
検索サポート4:各論文の考察と結果が一目でわかるインサイト
検索結果画面では、考察や結論などが自動でテーブル化されています。

どのような実験をして、どんな結果になったか、一目でわかります

実際の画面

テーブルの列は自分で編集できます。
- 結論
- アブストラクトの要約
- 結果
- イントロの要約
- 実験手法
- この研究の限界など
(自作の要素も作成可能)
無料と有料プランではこの列の数が異なります。
無料プラン | Premiumプラン |
---|---|
5列まで | 50列全て |

このテーブル機能は本当に画期的です
「わざわざ文献ページに移動してアブスト読んだのに、なんか違う!」
というありがちな時間の無駄遣いが本当に減りました!
このように最新の論文検索機能「Deep Review」を利用すれば以下のことが可能になります!
- 本当に欲しい論文だけを抽出
- 見逃されやすい関連論文も抽出

複雑なプロンプトなどが一切必要ないのも魅力ですね
Deep Reviewについてはさらに詳しく以下の記事でまとめています。
SciSpaceの機能(2):読解サポート
SciSpaceは論文を読むサポートとしても非常に優秀です。
まとめると以下の4点です。
- 欲しい情報だけ抽出できる
- 不明ワードをチャットで質問できる
- 難しい箇所を日本語へ翻訳や要約してくれる
- 図表や数式を解説してくれる
私たちが論文を読むのに時間がかかってしまうありがちな例…
「この論文に○○が書いてあったはず…(見つからない)」
「この英単語の意味なんだ?…(翻訳ツールへ移動)」
「〇〇(専門用語)って?…(ググる)」
これらの無駄な時間をSciSpaceがゼロにしてくれます。
実際の作業画面は以下。
\こんな見栄えです/

読解サポートについてひとつずつ確認していきます。
読解サポート1:欲しい情報だけを抽出できる
「患者群の病態ステージは?」
「〇〇の実験では何の試薬を使ってた?」
ピンポイントな情報だけ欲しいときはチャットスペースに質問を入力。
たった10秒でアウトプットしてくれます。
利用頻度の多い項目であれば、チャットスペースにあるボタンをクリックするだけ。
(利用頻度多い項目とは要約や方法、結論など)


なんという心遣い…
読解サポート2:不明ワードをチャットで質問できる
「〇〇(専門用語)ってなんだっけ?」
不明な専門用語があっても論文から離脱せずに済みます。
チャットスペースに質問を入力しましょう。

引用付きで信頼のある回答を瞬時に返してくれます。

離脱が減るということは、
短い時間で読める、理解度がアップする

なんでも質問できる先生が寄り添ってくれている気分
読解サポート3:難しい箇所を日本語へ翻訳や要約してくれる
「この段落、何言ってんのかさっぱり!」
専門用語ばかりの難しい英文は、翻訳や要約を依頼しましょう。
ドラックで選択するだけです。

読解サポート4:図表や数式の解説
「この図が意味していることが、全然わからない…」
最も驚くべき機能が図表や数式の解説。
ドラッグで選択すれば、どのような形式の図でも解説してくれます。

有料版ではかなり精度も良いです。
例えばFigureの解説

他にも、図から表まで、あらゆる解説例を示します。

驚くべき機能なので、クリックしてぜひ見てください。
Figureの解説例(クリックで見れます)
(解説例2)

Tableの解説例(クリックで見れます)

図解の解説例(クリックで見れます)

複雑なFigure群の解説例(クリックで見れます)

※個々の図を選択することでより詳しい解説が得られます
以上がSciSpaceの読解サポートです。
これらの機能を駆使することで、体感では論文を読むスピードが2倍くらい速くなります。
残念なのが、無料と有料プランでは明らかに性能が違う点。
実際に無料と有料プランの差を比べたものが下の図。


明らかに無料プランでは解説が不十分です。
SciSpaceのメリットを最大限引き出すためにはPremiumプラン以上が断然おすすめ。
現在は40%OFFのクーポンをご利用いただけるので、ぜひこの機会に!
クーポンは以下の通りです。
【Premiumプラン用】
- 年間プラン用:ACADEMIA
- 月間プラン用:ACADEMIA20
【Advancedプラン用】
- 年間プラン用:ANDR40
- 月間プラン用:ANDR20
公式サイト:SciSpace(https://typeset.io/)
SciSpaceの機能(3):ライブラリー
SciSpaceのライブラリーも非常に使いやすいです。
ライブラリー内では、論文の内容が要素に分けてテーブルされています。
- 論文の内容が一目でわかる
- 関連論文の比較ができる
ライブラリー1:論文の内容が一目でわかる
ライブラリーの画面は以下です。

論文情報だけでなく結果や方法などの各項目(編集可)ごとにリスト化されています。
抽出要素は以下のような項目があり、選択式でいつでも変更可能です。
- 結論
- アブストラクトの要約
- 結果
- イントロの要約
- 実験手法
- この研究の限界など
- 自作の要素も作成可能
羅列された文献タイトルだけみても「この論文なんだっけ?」ってなりませんか?(私はなります)
このようにテーブル化されていると一目でその論文の内容がわかります。
ライブラリー2:関連論文の比較ができる
ライブラリーはフォルダで論文を仕分けることができます。
フォルダの効果的な活用方法は「比較したい論文をフォルダごとにまとめる」

例えば、「実験方法について参考にした論文」フォルダなど
関連論文の比較が簡単になります!
SciSpaceの機能(4):論文PDFからプレゼン生成
SciSpaceでは論文PDFから自動でプレゼン資料を作る機能があります。
- ナレーション付きショート動画
- スライド

プレゼン生成1:ナレーション付きショート動画
ショート動画はSNSなどへの投稿に便利。
ナレーションも自動で作られ、さらに音声化されます。
たった5分もあれば作れます。
ショートムービーの実際の作成例
ぜひクリックして再生してみてください。
プレゼン生成2:スライド
スライドも自動で作られます。
その際に、プレゼン発表するときのための台本まで用意されています。
プレゼン資料の実際の作成例
こちらもぜひクリックして再生してみてくださいね

右の欄はプレゼン発表用の台本です
残念ながらパワーポイント等に移動することなどはできません。

ミーテングなどで簡単に要旨を説明する際などに便利。
スライド作成のときの参考にもなりますね。
公式サイト:SciSpace(https://typeset.io/)
SciSpaceの機能(5):執筆サポート
- AI Writer
- パラフレーザー
- 引用生成
執筆サポート1:AI Writer
新しく搭載された機能です。
まもなく本文を追加しますのでお待ち下さい。
執筆サポート2:パラフレーザー
パラフレーザーは、モードを選択することで英文の用途に合わせた言い方に書き換えてくれます。

ネイティブではないと、英文の微妙なニュアンスの違いを書き分けることは難しいですよね。
パラフレイズのモード:
- Academic
- Fluent
- Formal
- Creative
など他にも多数

自分で書いた英文が気になるときにパラフレーザーを使ってみてくださいね
執筆サポート3:引用生成
SciSpaceには引用生成機能も付いています。
画面左で対象となる文献を検索し、画面左で必要なスタイルを選択すると、必要に応じた引用を生成してくれます!

ここまでSciSpaceの機能5選を紹介してきました。
PC作業がSciSpaceだけに集約できることが最大のメリットともいえますね!

なんでも揃ってます
【SciSpaceの機能のまとめ】
SciSpaceの料金プラン
個人でSciSpaceを利用する場合、3つのプランがあります。
ローンチされたばかりの「Deep Review」を無制限に利用するためにはAdvancedプランが必要です。
- 無料プラン
- Premiumプラン
- プロモーションコードを利用して、月額7.2ドル
- Advancedプラン
- プロモーションコードを利用して、月額42ドル

「Labs & Universitiesプラン」というAdvanceプランをチーム利用することで割引になるプランがありますが、当サイトのクーポンを利用した方がお得です。
簡単な料金プラン比較
無料プラン | Premiumプラン | Advancedプラン |
---|---|---|
全てのツールで回数制限 | 全てのアウトプットで低品質無制限のAIライター 最大数のテーブル列数 etc | 全てのアウトプットで高品質同左に加えて、 無制限のDeep Review |
Premiumプランの料金
年間契約か、月間契約を選択できます。
年間契約が断然お得。
プロモコードをご利用いただくことで、月あたり7.2ドルです(およそ1,100円)
\おすすめ/ 年間契約 | 月間契約 | |
---|---|---|
通常価格 | 12ドル/月 | 20ドル/月 |
プロモコード | ACADEMIA | ACADEMIA20 |
割引率 | 40%OFF | 20%OFF |
割引後の月額料金 | 7.2ドル/月 (およそ1,100円) | 16ドル/月 |
割引後の年間料金 | 86.4ドル/年 (およそ13,000円) |
日本円での金額は為替によって変動します。

支払いには日本のクレジットカードやGoogle Payが利用できます。
公式サイト:SciSpace(https://typeset.io/)
Advancedプランの料金
「Deep Review」を無制限に利用できます。
\おすすめ/ 年間契約 | 月間契約 | |
---|---|---|
通常価格 | 70ドル/月 | 90ドル/月 |
プロモコード | ANDR40 | ANDR20 |
割引率 | 40%OFF | 20%OFF |
割引後の月額料金 | 42ドル/月 (およそ6,300円) | 72ドル/月 |
割引後の年間料金 | 504ドル/年 (およそ76,000円) |
Labs & Universitiesプランの料金
Labs & Universitiesプランで契約する場合の料金は以下です。
この場合も年間契約の方がお得。
また、チームの人数が増えるにつれ、一人当たりの料金がお安くなります。
(チームの人数) | \おすすめ/ 年間契約 | 月間契約 |
---|---|---|
2 – 10人 | 65ドル | 85ドル |
11 – 25人 | 60ドル | 80ドル |
26 – 50人 | 55ドル | 75ドル |
51 – 300人 | 50ドル | 70ドル |
無料プランと有料プランの違い
結論からいうと、日常的に利用するのであればPremiumプラン以上の有料プランがおすすめ。
- 全てのアウトプットにおけるAIの性能
- 論文検索結果のテーブルの列数
- AIライターの回数制限

ただ、無料プランで全ての機能が利用できるので、まずお試しに利用してみるのも良いですね
アウトプットにおけるAIの性能
無料プラン | Premiumプラン |
---|---|
全てのアウトプットで低品質 | 全てのアウトプットで高品質 |
Figureの解説例をご紹介します。
残念なことに、無料ブランのAIでは全く画像を読み取れていません。

論文の要約についても明らかな差があります。

その他にも
- 論文検索時のサマリー
- 論文検索時のテーブル
- AIライターやパラフレーザー利用時の文章
これらのアウトプット全てで明らかな差が出ます。

正直なところ、無料プランの品質では使い勝手は悪いです
論文検索・ライブラリーでのテーブルの列数
論文検索結果やライブラリーで表示される「論文の情報をまとめたテーブル」。
こちらの列数が無料プランだと5列まで。
Premiumプランだと最大数である50列まで追加することができます。
無料プラン | Premiumプラン |
---|---|
5列まで | 50列全て |

追加できる列の詳細は…
- 結論
- アブストラクトの要約
- 結果
- イントロの要約
- 実験手法
- この研究の限界など
(自作の要素も作成可能)
AIライターの回数制限
無料プラン | Premiumプラン |
---|---|
10アウトプット/回 | 無制限 |
※1アウトプット=1文ではなく、1指示に対する1回分のアウトプットのこと
無料プランでは、10アウトプットすると制限がかかり、一定時間の間をあけないといけません。

無料プランは「お試し利用」と考えた方が良さそう
結論:本気でSciSpaceを使いこなしたい場合にはPremiumプランがおすすめ
以下のプロモコードをご利用いただければ、月額7.2ドルで利用できるのでお得なうちに。
クーポンは以下の通りです。
- 年間プラン用:ACADEMIA
- 月間プラン用:ACADEMIA20
公式サイト:SciSpace(https://typeset.io/)
Scispaceのその他のメリット
SciSpaceについて「嬉しい機能」をもう少しご紹介しますね。
日本語での利用が快適
Copilotの言語設定にて日本語をデフォルトにできます。
- 論文の検索結果
- PDFから情報抽出
- 論文読解時のサポートチャット
- 論文ライブラリー
違和感のない日本語で出力してくれるので作業が捗ります。
Google Chromeの拡張機能でもっと便利に
SciSpaceはGoogle Chromeでの拡張機能としても利用できます。
SciSpace以外のWebページを開いていても、右サイドにSciSpaceのチャットスペースを呼び出せます。


これはすごく便利ですね
Zoteroと連携して作業フローの効率化
SciSpaceはZoteroと連携させることができる点も嬉しいです。
- 読みたい論文をZoteroから直接アップロード
- 保存したい論文をSciSpaceの検索結果からZoteroへ直接ダウンロード

PDF移動の手間が省略されるのは本当にありがたい!
アップロードした論文は自動的にライブライリーに保存される
アップロードした論文は自動的にライブラリーに整頓されています。
再度読み直したいときにも再アップロードの必要がありません。
しかも、項目ごとに情報を抽出してリスト化されているので、どのような内容の論文だったかすぐ判別できます。

SciSpaceのデメリット
無料プランでは性能が低い
SciSpaceは非常に優秀なツールなのですが、「無料プランでは性能が低い」のがデメリット。
読解サポートなどは性能が低すぎて実用的とは言えません。
「有料でしか使えない」というのことはSciSpaceのデメリットといえます。
とはいえ、40%OFFのクーポンをご利用いただければ、月額1,100円ほどで利用できます。
クーポンは以下の通りです。
- 年間プラン用:ACADEMIA
- 月間プラン用:ACADEMIA20
公式サイト:SciSpace(https://typeset.io/)
Scispaceの始め方
SciSpaceの始め方は以下の2通りの方法があります。
- Googleでログイン
- アカウント作成
・名前
・メールアドレス
・パスワード
を入力しサインアップ

SciSpaceをアップグレードする方法
アップグレードする場合はスタート画面右上の「Pricing」をクリックします。
以下では個人で契約する場合のステップをご紹介します。

月額プランより年額プランの方が圧倒的に安いです。

プロモーションコードの欄に「ACADEMIA」と入力します。
57.6ドルが割引され、年額で86.4ドルとなります。


つまり月額7.2ドル。これで最安値で利用できます。
まずは月額プランで試したい方は「ACADEMIA20」で20%オフになります。
SciSpaceの使い方ガイド
以下の記事では、SciSpaceを始めたばかりの方に向けて、その使い方を5つの目的別に解説しています。
SciSpaceの具体的な使用方法:SciSpace使い方ガイド
SciSpaceの類似ツール
Consensus
Consensusは精度の高い論文検索で非常に有名です。
「Consensus meter」など分野の主流の意見を確認できる唯一無二の機能が超有用です。
論文読解サポートなどその他の機能は搭載していません。
SciSpaceと併せて使用することをおすすめします。
以下の記事で解説しています。

Scisummary
Scisummaryは科学文献に特化した論文読解サポートツールです。
論文検索などのその他の機能は搭載していません。
論文を精度の高い要約を作成して、メールに送ってくれるので、膨大な論文の概要をすばやく把握したいときなどにすごく便利です。
最近ではこれまではSciSpaceにしかなかった「図の解説」機能も追加されました。
詳しくは以下の記事で解説しています。

SciSpaceについてよくある質問
- SciSpaceって?
-
研究に関連するさまざまなツールが揃うAIサービスです。具体的には、論文検索、論文読解、論文レビュー、パラフレーザーなどその機能は多数です。
- SciSpaceの最も魅力的な機能は?
-
論文読解サポートです。論文を読み進めながら、AIとやり取りをすることができます。不明な内容についての質問、要約、図や表の解説などのサポートを受けることで、論文の理解度と読解速度が格段に上がります(こちらで解説)
- ChatGPTなどの生成AIとの違いは?
-
より研究者に即したプラットフォームになっており、研究関連作業にツールが揃っています。ChatGPTで必要なプロンプトの知識などが不要でAIを利用することができます。
- 有料版にアップグレードする必要はあるか?
-
無料版ですべての機能は使えます。しかしながら、日常的にSciSpaceを使う場合は、AIの性能が高い有料版がおすすめです。(こちらで解説)
- SciSpaceの有料版は高い?
-
クーポンコードを使用したり、多数でチーム契約することで月額7.2ドル以下で利用できます。多彩な機能を備えているツールなので、コスパは非常に良いです(こちらで解説)
Scispaceのまとめ
研究者にとっては日常的に非常に便利なScispace!
このようにAIを上手く使うことで研究効率を最大化しましょう。

まずは無料プランから利用してみてください
公式サイト:SciSpace(https://typeset.io/)
詳しい使い方については以下の記事でご説明しています。
SciSpaceの具体的な使用方法:SciSpace使い方ガイド
研究AIツール利用ガイド
最後に…

最近では便利なAIがたくさん出ていますでの、以下にまとめていきます。

あなたの状況に合ったAIを見つけて、研究を効率よく!
どんなAIツールを探してますか?

作業フローが大きく改善!!
論文検索・読解・執筆・論文保存など、論文周辺の作業がひとつのツールで完結します。

AIやプロンプトのことを勉強するのは面倒

すべて任せられるAIプラットフォームが欲しい
というような方の日常使いにおすすめ!

論文検索「Deep Review」の精度が非常に高い。読解ツールは図解まで解説可能。論文ライブラリーの視認性が非常に良い!課金必要。

SciSpaceの類似ツール。AIライターはこちらの方が優秀。無料版でもAIの品質は変わらない(制限あり)。やや日本語の性能が劣る。
両者とも日常使いには要課金のツール。月額およそ1,100円~

精度の高い論文検索を実現
信頼できる論文を見つけ出し、検索にかかる時間も圧倒的に短くします!

論文や総説を執筆中…重要な論文を探したい

新しい分野を開拓中…網羅的に検索できるツールが欲しい
というような方におすすめ。

精度の高い論文検索で定評あり。網羅的検索が得意なので新規分野開拓時や総説執筆時などにおすすめのツール。無課金内での利用も可。

信頼の査読論文のみを抽出。Consensus Meterという集計機能が秀逸。先行研究の意見をまとめてくれる。無課金内での利用も可。
両者とも「普段は無料プラン」→「必要時のみ有料プラン」という使い方ができる。月額およそ1,500円~

引用論文の漏れをなくす
キーとなる論文を中心に、関連論文をビジュアル化できます。

大事な論文を引用しそびれていないか心配…

この論文に対立している論文あるのかな…
このような悩みを解決できます!

キー論文を中心に関連論文を視覚化。円の大きさや距離で関連度がわかる。無料ではグラフ5つまで。グラフの保存も可。

論文の引用関係を「賛同」「反対」「言及のみ」などで明示。引用箇所も自動抽出。引用すべき論文がわかる唯一無二のツール。

複数の論文から視覚化マップを作れる。ただ視認性がやや悪い。マップ下の最重要論文etcのリストが有益。完全無料。

Connected papersと同じ視覚化ツール。グラフ中に気になる論文を見つけたらさらに深堀りができる。完全無料。
Scite_は課金プランのみ(月額979円~)。それ以外は無料で利用可。

たくさんの論文を正確に読む
たくさんの論文を読まないといけないフェーズの研究者にはとてもおすすめ。

論文を読むの時間がかかり過ぎている

ちょっとした隙間時間に論文を読みたい
こんな方はぜひ使ってみてください。

読解ツールのみ欲しい場合はこのツールのUIが最高峰。論文を読むスピードが何倍も速くなる。1,000万人以上の研究者が利用(公式)

科学研究に特化したPDF要約ツール。メールで要約を送ってくれるため、隙間時間に論文の内容を把握するのに便利。図解の解説なども◎
日常使いには要課金。月額およそ450円~。両者とも無料でお試しできます。

以下のAI英語学習アプリ、英語が苦手な私にとってすごく役に立っているのでご紹介しています!

英語での発表が憂鬱だぁ…
という方、ぜひ使ってみてください。

研究者であれば必須の英会話力。ELSAでは徹底的な発音矯正。AIと発表の予行練習などが可。自宅での隙間時間にやっとこ。
キャンペーン期に入会すれば月額およそ1,000円

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